すべてはここから
きょう、実家の押し入れをガサゴソしていたら、SDカードがひょっこり出てきました。
256GBではありません。256MBのSDカードです。
'04にAmazonで購入したときは¥7,380もしたのにィィィ!!!
… なんというか、時代を感じさせますなぁ。
SDカードに限らず、古いメモリーカードはエラーを起こして使えなくなっているものが多いので『このカードもどうせダメだろうなぁ』と思いつつダメモトでコンパクトデシカメにて再生してみたらビックリ!
2007年に撮影した写真が残っておりました。
しかも、その写真は…。
私がMTBで林道走行中に、丸太橋から転落したときの写真でした。
こちらが転落した丸太橋。
橋から水面までの高さは2mくらいだったでしょうか?
右肩の激烈な痛みに耐えながらも何とか家に辿り着き、翌日訪れた整形外科での診察結果は“肩鎖関節脱臼”。肩の関節が外れ、靭帯が3本切れているとのことでした。
『手術の要否は医師によって見解が分かれるところではあるが、近年では手術を推奨しない医師のほうが多い』らしく、セカンドオピニオンを求めた医師も同様の見解だったため、手術は行わないことにしました。
自分で言うのもおこがましいのですが、この頃の私はMTB・ロード共にそれなりに速く、練習すればするほど速くなっていく自分に『ちょっ、オレって結構速くね?速くね??』とうぬぼれていました。
そんな矢先のケガですから『もう自転車には乗れないのか』と悲しいやら腹立たしいやらで、ちょっと大げさに言うと荒んだ日々を過ごしていました。
…とは言え、いつまでもやさぐれていても仕方ないので、当時すでに所有していたデジタル一眼レフで自転車仲間の写真を撮影させていただいたのが、先日のはるよしマウンテンバイクフェスタをはじめとした自転車レース・マラソン・トライアスロンなどのスポーツイベント写真を撮影するきっかけとなったのでした。
おかげさまで、現在では脱臼した箇所の痛みはそれほどではなく、自転車にも問題なく乗ることができます。
自転車も写真撮影も思いっきり楽しめて、さらには私の撮影した拙い写真をご覧になられて『撮影してくれてありがとう!』と言っていただけるとは、なんて幸せなんでしょう!
皆さま、いつも写真を撮らせていただいて誠にありがとうございます。
そしてこれからも、どうかよろしくお願いいたします。